2014年4月5日土曜日

【追憶の彼方~過去と未来の約束~・Short Story】親友的彼氏考察(九条天音・後日談)

追憶の彼方~過去と未来の約束~の天音ルート後日談です。

天音本人は出てきません。

続きからどうぞ。



片桐 未央
「なーんかあいつ、気持悪いくらい
最近キラッキラしてるわよね~」

芹沢 夏鈴
「してるわね~。」

片桐 未央
「ムカつくぐらいに幸せオーラ全開?っていうの?」

芹沢 夏鈴
のおかげ?」

片桐 未央
「まあ、でしょうね~。ムカつくけど」

芹沢 夏鈴
「未央、そろそろ認めてあげたら?
他でもない、が好きな相手なんだから」

片桐 未央
「そ、それはそうなんだけど……」

それでもムカつくものはムカつくのよ。
親友が幸せそうなのはいい。
こんなに嬉しいことってないと思う。
でも、よりにもよって、その相手が
私の大っ嫌いなあいつってことが気に食わない!!!!

私の親友:は、数か月前に幼なじみである
我が宿敵、九条天音と付き合いだした。

は鈍感だから気づいてなかったみたいだけど
九条はずーっと前から、のことが好きだったみたい。

芹沢 夏鈴
「九条君なら、ずっとのこと
大切にしてくれると思うわよ?」

片桐 未央
「そーね、まあ、一途なのはいいかもね!」

片桐 未央
「あいつ、以外の女を女と思ってないだろうしね!!」

芹沢 夏鈴
「また、そうやってつっかかる……」

九条は成績もいいし、なんだかんだでスポーツも出来るし
顔も(一般女子に言わせると)かっこいい
(というかかわいい?)方らしいし。

私にはこれっぽっちもその魅力がわからないけど!!
スペック的には、問題ない。
将来も有望かもしれないし、親友を任せるには
いい相手なのかもしれない……

片桐 未央
「でも、問題は性格よ、性格!!
なんなのよ、あの、ひねくれまくった性格は!!」
なにかっていうと、人に突っかかってくる。

芹沢 夏鈴
「それは、未央がそうやって突っかかり返すからじゃ……」

片桐 未央
「大抵いちゃもんつけてくるのはあいつでしょ!?」

芹沢 夏鈴
「うーんと、そのことなんだけど……
ひょっとして、九条君が突っかかってくるのって
私たちがと一緒にいるからなんじゃないかなーって。」

片桐 未央
「え、なにそれ?」

芹沢 夏鈴
「これは私の勝手な予想なんだけど……
九条君が私たちの話に入ってくるのって
大抵、が一緒に私たちと話してる時なのよね。」

片桐 未央
「つまり?」

芹沢 夏鈴
「未央に突っかかってくるのって、
単にを取られて悔しいからじゃないのかしら?」

片桐 未央
が私たちと一緒に話してるからってこと?」

芹沢 夏鈴
「うん」

片桐 未央
「なにそれ!?てんで、ガキじゃない!!
女同士にヤキモチ焼いてどうすんのよ!?」

芹沢 夏鈴
「その証拠に、最近、そういう九条君を見ないような
気がするのよね~」

片桐 未央
「それって、今まで以上にと一緒にいるからってこと?」

芹沢 夏鈴
「そうそう。」

そう言われてみると、九条に突っかかられる回数が
減ったような気もする……

芹沢 夏鈴
「もうを誰かにとられる心配もないし
ヤキモチ焼く必要もなくなったんじゃない?」

片桐 未央
「わっかんないわよ~?
かわいいし、浮気も本気もしようと思えば
いくらでも出来るし!!」

芹沢 夏鈴
がそんなことすると思う?」

片桐 未央
「……しないと思う。」

芹沢 夏鈴
「でしょ?」

片桐 未央
「クラスも一緒で、行きも帰りも一緒で、家に帰っても
隣同士だからいつでも会えて……」

片桐 未央
「そんなの、私だったらいくら彼氏でも
息苦しくって耐えらんなーい!!」

片桐 未央
の方から振っちゃえばいいのよ、あんな奴!!」

芹沢 夏鈴
「こらこら」

休み時間は一緒にいるけど、一緒に遊ぶ回数は減ったし
一緒に帰る回数も、減った。

だから、ちょっと親友をとられたみたいで
悔しいんだと思う。
……相手が相手って言うのもあるけど……

自分でもちょっとは気づいてる。
これって、単なるやつあたりだと思う。

今度、のこと泣かせたりしたら承知しないんだから
あの馬鹿男!!






★あとがき★

天音と犬猿の仲、未央でした(笑)

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